【甘口辛口】世のお父さんには厳しい時代…家庭内での地位低下が大きくなる傾向に

■6月18日

 世のお父さんは知りたくなかった調査結果かもしれない。18日は6月第3日曜で「父の日」。日本生命保険が6日に発表したアンケート結果によると、父の日にお父さんにプレゼントを贈るという人の割合は42・7%だった。

 調査が始まった2013年には同じ質問に58%が「はい」と答えた。14年56%、15年は52・2%とジリジリ減り、16年に48・9%と半分を切っていた。けっこうな減少ぶりに見える。ちなみに母の日は76・2%と今年も増加していて、家庭内でのお父さんの地位低下がさらに…って、ちょっと切なくなってきた。

 贈る側に聞いたプレゼントの中身は〔1〕食事・グルメ〔2〕衣類〔3〕酒類で7割以上を占める。平均予算は約6000円で昨年より800円減。一方、お父さんが欲しいものは1位の食事・グルメに続いて、「手紙・メール・家族が描いた絵」が2位の13・8%。〔3〕酒類〔4〕衣類〔5〕現金・金券より上だったのに対し、手紙・メールなどを「贈る」と答えた人は0・9%だった。

 日本の母の日は米国発祥で、戦後に定着した。米国で5月の第2日曜と定められたのは1914年。一方の父の日は半世紀以上も遅れた72年に正式に記念日になっている。ちなみに米国でも母の日に比べてプレゼントの金額は低いが、全米で9000万枚以上の「父の日カード」がやり取りされるという。

 洋の東西を問わず、きっとお父さんたちはそれで十分なのだ。母の日がカーネーションなら、父の日の花はバラ。亡くなった実直な父に手紙を贈った記憶はなく、バラが似合うとも思えないが、もしバラを添えて感謝の手紙を渡したら、意外に喜んでくれた気もする。 (親谷誠司)

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