【iRONNA発】東京都議選 小池都政と「チルドレン」が抱える不安要素

 小池百合子知事率いる「都民ファーストの会」が東京都議選で圧勝し、「東京大改革」の風が自民党を歴史的大敗に追い込んだ。ただ、やっぱり気になるのが“爆誕”した「小池チルドレン」の資質。僭越(せんえつ)ながら小池さん、あなたの子飼いはホントに大丈夫?

 政策が評価され、都政のチェックや決定を委ねる人物として適した者が選ばれたのであれば違和感はない。だが、この大差がついた原因は、国政における自民党のオウンゴールである。「現状へのノー」という表現といえばそれまでだが、今回は「安倍内閣にノー」の表明であり、都政とはかけ離れたものさしで投じられた選択だったという点は留意しておきたい。

 都議会刷新を唱える小池系勢力が主導権を握れば、当然ながら善かれあしかれ今後、政治的な対立や混乱が予想される。今回、とりわけ不安要素に見えるのは、3年後には東京五輪が控えている現実があるからだ。主催都市である東京都には、対立をもてあそんでいるような時間的余裕がほとんど残されていない。

 ◆過去を「断罪」

 最大の懸案となっていた市場移転問題で、小池氏は告示直前の6月20日、「豊洲移転+築地再開発」の方針を発表した。小池氏は移転時期の目標を来年5月としているが、再び築地残留の「夢」を抱いてしまった約500の仲卸業者の心情を、もう一度移転に向けて動かすことができるのか。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ