産経志塾 小長氏と矢板次長が講義 「習政権は日中関係改善したい」

 若者の人間力向上を目指す第29回産経志塾が30日、東京・大手町の大手町サンケイプラザで開かれ、弁護士の小長啓一氏と産経新聞元北京特派員の矢板明夫・外信部次長が講師を務めた。

 小長氏は「リーダーの資格と生きざま」とのテーマで、旧通産官僚時代に首相秘書官などとして田中角栄氏に仕えた経験を交えながら講義。田中氏はリーダーの資質である人間力、構想力、決断力、実行力のいずれにも優れていたとした上で、「(夜間学校での勉強や中小企業経営者としての努力など)下積みの苦労が人生のベースになっていた」と述べた。

 矢板次長は「習近平政権と日中関係」とのテーマで、中国政権中枢の現状や近年の日中関係の動きについて解説した。反日キャンペーンを展開してきた習政権だが、「中国経済の失速で日本の資金や技術が欲しいなどの理由から、日中関係を改善したいと考えている」と分析。そのためには「スパイ容疑で中国に拘束されている日本人8人の無事帰国が最優先課題だ」と訴えた。

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