【甘口辛口】将棋ブームが押し上げた「理想の上司」羽生二冠 光った「理想の新入社員」の好アシスト

 ■3月8日 今春就職する新社会人の理想の上司トップは、ともに2年連続で男性が内村光良、女性が水ト麻美アナウンサーだった。明治安田生命が調査したもので、男性の9位タイで国民栄誉賞を受賞した将棋の羽生善治二冠が初めてベスト10入りしたのが目を引く。47歳と年齢もほどよく、知的で聡明な上司としてリスペクトされそうだ。

 藤井聡太六段が火をつけた空前の将棋ブームが羽生二冠を押し上げたのだろう。対照的な天然キャラで、NTTドコモのCMでは会長役を演じたひふみんこと加藤一二三九段は高齢すぎてか名前はなかったが、ブームに乗って人気者になった。国民栄誉賞もしかりで藤井のアシストは大きい。

 その藤井は、8日の王将戦1次予選2回戦で師匠の杉本昌隆七段と初の師弟対決を迎える。師匠といってもスポーツのように弟子を鍛え上げるのではなく、プロ棋士になるための「身元保証人」のような立場。名人戦順位戦で杉本はC級1組で、藤井もすでに来期のC級1組昇級を決めている。

 「師匠としては勝って“まだまだだな”と格好よく言ってみたいだろうが、弟子が強すぎる」とある棋士。予選は持ち時間3時間と短く、粘り強く長期戦を得意とする杉本としては不利だ。同棋士の占いは「ふつうとは逆で“師匠の指したいのはこんな手かな”と藤井六段が気を使いながら指し、盛り上げておいて最後は勝つのではないか」。

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