【甘口辛口】“二刀流”を体現する大谷を、今は亡き名記者だったらなんと表現するだろうか

 ■4月13日 先週末に行われた中央競馬のGI桜花賞。そこで見せたアーモンドアイの豪脚が話題だ。ひいきの居酒屋でも「まさに異次元」「見ていてスカッとした」と常連客が興奮気味に語っていた。ただし競馬好き限定。片や米大リーグで活躍中の大谷翔平については、全国の居酒屋で同様の会話が飛び交っているはずだ。

 しかも二刀流。メジャーリーガーを相手に投打で世界トップレベルであることを実証している。競馬で二刀流といえば、芝とダート両方の大レースを制したアグネスデジタルが思い浮かぶが、所詮はどちらも走りでの実績。投げて打つ大谷は次元が違う。

 意識の高さにも感服する。本拠地でのアスレチックス戦で七回一死まで完全投球を披露し、メジャー2勝を挙げたとき。「完全試合をしようという感じはなかった。むしろいつ(安打が)出るか、という感じで待っていた。(初安打が)出たときにどう気持ちを整理して次の打者に向かっていけるか、というのが大事だと思う」と語った。23歳でこのメンタリティーは驚異的だ。立っている場所が凡人と違う。年は倍以上なのに、時間に追われて焦って失敗する小欄は絶対、死ぬまで身につかない。

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