【甘口辛口】先輩を射殺の19歳巡査はなぜ、警察官になれたのか

 ■4月14日 まぶしい新緑のようにフレッシュな新社会人が町にあふれる。希望に満ちた顔、顔、顔…。不安もあるだろうが、彼らを見ると改めて新鮮な気持ちにさせられる。業種によっては、迎える先輩たちが「鉄は熱いうちに打て」とばかりに、熱血指導するケースも多いに違いない。

 とりわけ、国民の安全と命を守る警察官の世界では、なおさらだろう。それなのに、前代未聞の事件が、滋賀県彦根市の交番で起きた。19歳の新人巡査が実習指導をしてくれた41歳の巡査部長を拳銃で射殺し12日、殺人容疑で県警に逮捕された。調べに対し「怒鳴られたからやった」と供述している。

 犯行は冷酷そのもの。背後から頭部などを2発撃って即死状態にした。その後、施錠して遺体を捨て置き、正面ドアから出て制服姿でパトカーに乗車。コンビニのATMで現金約50万円を引き出した。県警では逃走資金として用意した可能性が高いとみている。逮捕されたからまだしも、もし実弾の入った拳銃を所持したまま逃走を続けていたら、国民を恐怖のどん底に落としただろう。

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