【甘口辛口】代議士があきれるばかりの無神経発言…自民党にも研修が必要?

 ■5月14日 「ハラスメントは権力による弱い者いじめ…」と野田聖子総務相が言い切った。政府内でのハラスメント被害の防止に向け、各省庁や人事院に対し幹部職員に対する研修の拡充を求める意向を12日、視察先の宮城県内で明らかにした。「権力が強くなればなるほど、研修を厚くしていく方向に…」とも語った。

 財務省の福田淳一前事務次官が辞任に追い込まれた女性記者へのセクハラ問題を念頭に置いた、野田氏独自の見解だろう。権力をいいことに弱い立場の女性を呼びつけて卑猥な言葉を投げかける。セクハラでもありパワハラでもあり、ハラスメントの元々の意味である「いやがらせ」を通り越し確かに「いじめ」である。

 「セクハラ罪っていう罪はないでしょ」と麻生太郎財務相は繰り返し発言し強い批判を浴びた。ないからやっていい、とも取られるような軽率な発言で撤回はしたが、副総理でもある人の発言として情けない。「そういう罪はないけど、世界に先駆けて日本で作ることも検討したい」とでもいえば国民から拍手を浴びたろう。

 セクハラやパワハラでピリピリしている折も折、自民党の加藤寛治衆院議員は「結婚披露宴では3人以上の子供を産んでほしいと話している」と派閥の会合で話した。さっそく女性団体から「出産は個人の自由意思」との抗議の声が上がった。無神経であきれるばかりだ。

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