【甘口辛口】サポーター、選手が世界に伝えた「ありがとう」にファンとしても感謝

 ■7月8日 サッカーW杯準々決勝は、ベルギーが2-1でブラジルを下して4強入りした。あの王国ブラジルが1点しか取れなかったベルギーから、会心の2ゴールを奪った日本代表を改めて誇らしく思う。

 W杯は約1カ月の期間中、全世界でおよそ34億人が視聴するという。日本代表の試合を、想像以上に多くの人が世界中で見ていたということだ。またそれぞれの選手はわが国の代表であるとともに、所属クラブのご当地選手であることも随所で感じることができた。

 不動のセンターバックで奮闘したDF吉田麻也は英サウサンプトンで7年目。MF長谷部誠はフランクフルトで5年目だが、独ブンデスリーガではヴォルフスブルグから数えて11年目。DF酒井宏樹は仏マルセイユで3年目。ネット上では各国から彼らを応援する、それは熱い書き込みをいくつも目にした。

 今大会の日本代表の試合で、世界に最初に流れたシーンをご記憶だろうか。1次リーグ・コロンビア戦の入場直前。まだ他の選手が出てきていない通路で、吉田が緊張を隠せないエスコートキッズたち1人1人に声をかけてハイタッチを交わしていた。コロンビア側の少年たちも全員。聞けば吉田にとってはいつものことだそうだが、「サッカー少年にとってのW杯選手」を象徴するいい場面だった。

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