【甘口辛口】仲間を引っ張り、自らの夢も実現! 山本彩、今後の活躍も期待大

 ■11月3日 さわやかで歯切れがよく、突き抜けるような歌声…。2015年度下半期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌でAKB48が歌った「365日の紙飛行機」のセンターポジションを務めたNMB48のキャプテン、山本彩(さやか)だ。4日にグループを卒業し、シンガー・ソングライターとして独り立ちすることになった。

 アイドルにうとい筆者にとっても、気になる存在だった。ギターソロの弾き語りでも歌声に説得力があるからだ。小学5年でギター、中学から作詞作曲を始めガールズバンドでデビューもした。アイドル志望ではなく、さまざまなオーデションを落ち続けていた高校2年のとき、NMBのメンバー募集を知って勧めてくれたのが母親だったという。

 その経緯は2日にサンスポから発売された特別版「NMB48山本彩 卒業コンサートin万博」に詳しく書かれているが、シンガー・ソングライターになる夢をあきらめず、アイドルの仕事にも全力投球した結果、2枚のソロアルバムも出し単独ツアーも行った。8年間も仲間を引っ張り、自らの夢の実現にもこぎつけた25歳の彼女に拍手を送りたい。

 これまで取材した後輩記者は「当初、借りてきた猫のようにおとなしい時期もあった」と指摘。「でも、『365日-』でセンターを取った前後から責任感も出て、話す言葉もそのまま記事の見出しにできるほど聡明になった」と振り返る。さらに「少し張ったキュートな顎を自らネタにするなど冗談も言える人間的な幅が出た」とも。

 メンバー全員から頼られた存在だけに、NMBで磨いた実力と経験は必ず生きるはず。持ち前のユーモアセンスにも大いに期待したい。 (森岡真一郎)

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