【月刊正論1月号】植村隆、敗れたり 櫻井よしこを訴えた慰安婦訴訟 産経新聞論説委員兼編集委員 阿比留瑠比
「当時の韓国紙ハンギョレ新聞、当時の雑誌月刊宝石、そして元慰安婦が東京地裁に自分の裁判のために作成した訴状というたった3つの資料を基に櫻井氏はこの元慰安婦は人身売買で強制連行でないと断定し、櫻井氏は人身売買だから日本の責任はないと主張しているが間違いである。人身売買でも戦場での性の暴力の被害者であり、大きな人権侵害なのだ。こういう言論が広がれば、日本が孤立し、慰安婦問題の解決が遠のくと思う」
確かに櫻井氏は裁判の過程で自身の記事に一部引用先などの間違いがあることを認め、櫻井氏のコラムを掲載した産経新聞も訂正記事を出した。とはいえ、それでは植村氏が批判を浴びるきっかけとなった元の記事の取材と執筆過程は「ずさん」ではなかったのか。
むしろ、植村氏の記事に代表される朝日新聞の一連の記事が「根拠薄弱な言論」を横行させ、「性の暴力の被害者」を無理やり旧日本軍の暴虐であるかのようにすり替えて結びつけたことが、今日の事態につながっている。
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【特集 「徴用工」というペテン】
★韓国に1円たりとも払ってはならない 米戦略国際問題研究所上級顧問 エドワード・ルトワック
★北朝鮮への“隷属”が生んだ不当判決 ジャーナリスト 櫻井よしこ
★なぜ韓国は法治国家になれないのか 拓殖大学教授 呉善花
★100年の亡霊が蘇る…文在寅の陰謀 産経新聞編集委員 久保田るり 子
★奇怪な「日本統治不法論」 麗澤大学客員教授 西岡力
★韓国最高裁の判決 主要部分 訳・西岡力
★暗躍する日本の反日学者とプロ市民 元日本共産党国会議員団秘書 篠 原常一郎
★スクープ文書で完全再現! 日韓「世界遺産」交渉秘録 本誌歴史戦取 材
★近代以後 韓国「徴用工判決」の正体 政治学者 古田博司
★君は日本を誇れるか 韓国最高裁判決の大欠陥 作家 竹田恒泰
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★植村隆、敗れたり 櫻井よしこを訴えた慰安婦訴訟 産経新聞論説委員 兼政治部編集委員 阿比留瑠比
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【特集 北方領土の行方】
★森喜朗 元首相 独占インタビュー 「四島戻れば満点、そうでなけれ ば50点でもいい」
★「四島」以外に何がある ソ連の国家犯罪を認めるな! 産経新聞論説 顧問 齋藤勉
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★ダライ・ラマ14世×櫻井よしこ《対談》中国メディアに自由を 全体 主義に未来はない
★自由インド太平洋連盟会長 ラビア・カーディル インタビュー 中国 は“ウイグル”を消そうとしている
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【大特集 平成という時代】
★作家 曽野綾子が選ぶ平成10大ニュース
★徹底討論! 日本人は皇室を守れるのか 《日本弘道会シンポ》東京大 学名誉教授 小堀桂一郎/京都産業大学教授 所功×日本大学教授 古 川●(=隆の生の上に一)久×麗澤大学教授 八木秀次/司会・早稲田大学教授 土田健次郎
★産経新聞レジェンド記者が平成を振り返る 元「産経抄」執筆者 石井 英夫/元論説委員 石川水穂
★[対談]明治70年代としての戦前とポスト平成 文芸批評家 新保祐 司×日本大学教授 先崎彰容
★前宮内庁侍従次長 佐藤正宏 インタビュー 天皇陛下が追究された 「象徴」
★絆を求めて わが青春の美智子さま ジャーナリスト 渡邉みどり
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★米中対決と日本の裏切り 歴史研究は反米でも、外交は親米であれ 評 論家 西尾幹二
★緊急討論! 中国は世界を支配するか 評論家 八幡和郎×国家基本 問題研究所主任研究員 湯浅博×産経新聞外信部次長 矢板明夫
【新連載】
★巻頭コラム 激流世界を読む 杏林大学名誉教授 田久保忠衛
★経済快快 産経新聞特別記者 田村秀男
★小説台湾 明治日本人の群像 拓殖大学学事顧問 渡辺利夫