ゲテモノでにぎわった中国の月餅商戦 「本物」も実は要注意 34カ国以上が輸入禁止、日本も規制

 【ビジネス解読】

 中国では、十五夜の満月を愛でながら秋の豊作を祝う「中秋節」という伝統行事がある。今年は9月15日。中秋節では、満月に月餅という菓子を供え、一家だんらんを楽しむのが習わしになっている。

 一方、各メーカーや店は「月餅商戦」に力を入れ、日本でいうとクリスマスのケーキやバレンタインデーのチョコレートのように盛り上がりをみせるが、今年は、中国のニュースサイトで日本人の想像を超える数々の「ゲテモノ月餅」が登場し、話題になった。

 人民日報日本語版が取り上げたのは「ザリガニ月餅」。13種類のスパイスを利かせ、油で揚げた後にとろとろ煮込んだザリガニが丸ごと「餡(あん)」になっているという代物だ。

 ザリガニ月餅を製造する店は、1日100箱限定、1箱180元(約2800円)で販売している。日本人には絶対になじめない食べ物であることは間違いない。しかも高価な印象がぬぐえない。しかし、新華社日本語版サイトによると「抜群のおいしさだという」と高評価。ダフ屋が横行して1箱300元以上にまで値がつり上がるほどで、1人2箱までしか買えないという。

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