【スゴ技ニッポン】複合機にペットボトル再利用 常識破りのリサイクルを実現した秘策とは

 日常生活で清涼飲料水を飲むときにおなじみのペットボトル。中身を飲み干した後、水を入れて、猫よけ対策として家の周りに置くという“再利用法”もあるが、十分に活用されているとは言い難いのが実情だ。こうしたなか、精密機器大手コニカミノルタは、ペットボトルを主力製品の複合機の外装プラスチックとして利用している。地球温暖化防止や循環型社会への対応など、環境負荷低減に取り組んでいる。

 ペットボトルの素材である「ポリエチレンテレフタート(PET)」からリサイクルした再生PETを実際に使う場合、新品のプラスチック素材である「バージン材」に比べて性能が低下したり、品質にムラが生じたりする問題がある。このため、日本では70%以上が回収され、リサイクルに回されているというが、その用途は、ほとんどがシートや繊維など“猫の額”ほどの狭い分野に限られているのだ。

 オフィスなどで毎日のように使われる複合機は当然、頑丈でなくてはならない。外装プラスチックは簡単に割れたり、燃えたりするようなことがないような高い品質が求められるが、その作り方は難しい。

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