日産自、ゴーン会長が社長とCEO退きグループ指揮に注力 後継には西川氏が昇格

 日産自動車は23日午前、最高経営責任者(CEO)で会長兼社長のカルロス・ゴーン氏がCEOと社長から退き、西川広人(さいかわ・ひろと)共同CEOがCEOと社長に昇格するトップ人事を発表した。4月1日付。ゴーン氏は引き続き代表権を持ち、資本業務提携する仏ルノーや三菱自動車も含めたグループ全体の経営拡大に注力する。

 ゴーン氏は平成11年に、ルノー上席副社長から経営危機に陥っていた日産に転じた。12年に社長、13年にはCEOとしてコスト削減などで辣腕を発揮し、V字回復を実現。15年からは会長職も兼任し、経営を率いてきた。

 2005(平成17)年にはルノーの社長兼CEOにも就任。昨年12月には子会社化した三菱自の会長にも就き、連合全体の経営に軸足を移していた。

 一方、西川氏は購買畑を歩み、17年からは副社長に就いてゴーン氏の「右腕」としてコスト削減を進めてきた。27年には副会長に昇格し、ゴーン氏が三菱自会長に就くとともに日産の共同CEOも兼任した。

 ゴーン氏は「アライアンス(企業連合)の戦略面と事業上の進化により多くの時間と労力をかけ、規模による競争優位性を(各社に)享受させる」とコメントした。

 西川氏は「ゴーン会長の下、日産が今後も継続的に好業績をあげ、アライアンスの成功に貢献していくべく力を尽くす」としている。

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