3D図面で部品を簡単製作 「工場のアマゾン」ミスミグループ本社がモノづくり大国復権に挑む!

 ミスミは、昭和52年に現在のビジネスの原型となる金型部品のカタログ販売をスタート。その後、販売対象の拡大やネット化に取り組み、平成22年には他社の部品も扱い始めた。その結果、14年3月期に516億円だった連結売上高は29年3月期に2500億円を超える見通しだ。それでも、芝田氏は「既存ビジネスに安住してはいけないと思った」。この危機感がメヴィーの開発に結びついた。

 日本の「モノづくり力」の低下が指摘されるようになって久しい。旧民主党政権時代の円高で工場の海外移転が加速し、労働人口の減少にも見舞われている。

 「これまで熟練者が支えてきたが、先細りしていくのは明らか。ICT(情報通信技術)を使った新しい仕掛けが必要でした」

 吉田氏は、メヴィーをモノづくり大国復権の弾みにしたいと意気込む。(経済本部 井田通人)

 ■meviy(メヴィー) 金属加工部品を注文できるネット通販サービス。専用ソフトで3D図面データを自動認識して画面上に再現、最短30秒で価格や納期の見積もりができる。そのデータは工場に送られ、早ければ2日で出荷される。

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