プレミアムフライデー、2回目で早くも失速か 「普段と一緒」

 月末の金曜日に早めの退社を促し、消費を喚起するイベント「プレミアムフライデー(プレ金)」の2回目が31日、実施された。政府関係者は今回もプレ金を盛り上げようと自ら実践に動いたが、月末の最終日と年度末が重なったため、早めの退社や休日の取得は低調だったようだ。

 安倍晋三首相は午後3時ごろに首相官邸を後にし、別荘がある山梨県鳴沢村に向かった。2月の初プレ金では、都内の寺院で座禅を組んだり、美術館のイベントに立ち寄るなどして過ごした首相。今週末は別荘で過ごす予定で、出発に先立ち、記者団に「あいにくの天気となったが、ゆっくり自然の中で楽しみたい」と語った。

 一方、石原伸晃経済再生担当相は、東京・虎ノ門で開催された、山形市の舞子が地酒を振る舞うイベントを視察。しかし、あいにくの雨ということもあり客足は鈍く、関係者や報道陣の姿ばかりが目立った。

 「プレミアムフライデーを推進する会社の方針で早く出たが、帰れない人も多い。年度末なので仕方ないが、あまり盛り上がっていない印象だ」と話すのは、東京・銀座の「ビヤホールライオン銀座七丁目店」で、会社の同僚3人とジョッキを傾けていた40代の男性。同店ではプレ金に合わせ、午前11時半の開店から午後6時まで特定のビールを半額にしており、午後5時にはほぼ満席状態となったが、スーツやネクタイ姿のサラリーマンより、外国人をはじめとする観光客の姿の方が目立っていた。

 同店の金森貴光支配人は、「普段の金曜日の午後と変わらない。社会にどれだけ浸透するかにかかっている」と今後に期待した。

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