「ガバナンスを強化」三井住友トラストHD・信託銀両社長に聞く

 4月1日付で就任した三井住友トラスト・ホールディングスの大久保哲夫社長と、傘下の三井住友信託銀行の橋本勝社長は20日までに、産経新聞のインタビューに応じた。三井住友トラストは6月の株主総会での承認を経て、指名委員会等設置会社に移行する。大久保氏は「環境が激しく変化する中、経営力と経営の健全性を高める」と狙いを語った。

 投資先企業に対する適切な議決権行使や顧客本位の業務運営を図るため、企業統治(ガバナンス)の強化につなげる考え。大久保氏は「国内で先頭を走るつもりで(ガバナンス強化を)やってきたが、もっと具体的に進める」と語った。

 一方、橋本氏は「収益構造に占める手数料ビジネスの比率を現状の50%強からさらに引き上げていく」と述べ、資産の運用や承継などコンサルティング機能を強化し、信託銀の強みを生かす考えを示した。貸し出し業務は大きな利ざやが見込めない状況を踏まえた。

 また、地方銀行との連携については、「独立系の信託銀として積極的に展開していく」(橋本氏)として、関係強化を急ぐ意向を示した。

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