クルマの未来 SUBARUの米国戦略(下) SUV人気を追い風に 立ちはだかる市場頭打ち、環境規制

 「SUBARU(スバル)史上最大級のクルマだ。これまでにない広い室内空間を楽しんでほしい」

 4月12日、ニューヨーク国際自動車ショーでスバルの米国販売会社社長、トム・ドールはこう述べ、新型スポーツ用多目的車(SUV)「アセント」のコンセプト車を披露した。

 2018年に北米専用車として発売するアセントの特徴は、3列シートで最大8人乗りを可能にした室内空間だ。スバルは国内などで7人乗りワゴン「エクシーガ」を展開するが、北米では現在、5人乗りSUV「アウトバック」が最大だ。SUV人気が高まる北米市場に一回り大型のアセントを投入することで、年間6万台の販売を目指す。

 調査会社オートデータによると、米国の16年の新車販売は前年比0・4%増の約1755万台と過去最高を2年連続で更新。セダンなど乗用車は8・1%減の約710万台に落ち込んだが、ガソリン安などを追い風に、SUVなど「ライトトラック」は7・2%増の1045万台となり、1千万台を突破した。

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