東芝、半導体売却で3回目の入札検討 WD反対で見通せず

 経営再建中の東芝が売却手続きを進めている半導体子会社「東芝メモリ」をめぐり、6月にも3回目の入札の実施を検討していることが18日、分かった。19日に締め切る予定の2回目の入札で2陣営程度に絞った上で、さらに競わせて売却額の上積みを狙う戦略とみられる。ただ、三重県四日市市の半導体工場に共同投資する米ウエスタンデジタル(WD)が第三者への売却に反対しており、スムーズに手続きが進むかは不透明だ。

 現在は1回目の入札を通過した4、5陣営が残っている。2回目の入札は、各陣営の状況によっては19日以降も受け付けを続ける可能性もある。

 東芝メモリはスマートフォンの記憶媒体「フラッシュメモリー」の販売で世界2位のシェアを持つ。国際競争力があるため、政府主導で「日米連合」による買収構想が浮上している。

 官民ファンドの産業革新機構や日本政策投資銀行、米ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が中心となる案が有力で、富士通などの企業にも出資を呼び掛けている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ

    どう思う?

    「どう思う?」一覧