移動するよ 僕の夏休み 「キッズウイーク」実施で親の休暇取得促す

 政府が、小・中・高校の夏休みなどの長期休暇の一部を他の月の平日にずらし、これに合わせて、企業や官公庁に有給休暇の取得を促すことで、「キッズウイーク」と呼ぶ新たな大型連休を創設することが分かった。大型連休を増やして「休み方改革」を進めるとともに、観光需要を分散して個人消費の拡大につなげる考えだ。

 6月にも経済産業省などの関係省庁や経団連など経済界幹部をメンバーとする「休み方改革官民総合推進会議」を発足させ、来年度からの実施を目指す。

 キッズウイークは、例えば、夏休みを5日短くする代わりに、別の月の月~金曜(平日連続5日間)を休みにし、前後の土日と合わせて9日間の大型連休にする計画。親なども一緒に有給を取得できれば、正月やお盆、ゴールデンウイークに匹敵する大型連休が可能になる。

 全国の地域ごとに夏休みなどの一部を好きな月の平日に移せるため、長期休暇を分散できる。このため、ホテルや交通機関などの混雑を緩和できるメリットがある。

 ただ、観光客を受け入れるサービス事業者は逆に休みを取得しづらくなるほか、経営の厳しい中小企業にとっては従業員に有給を与える余裕はないとみられる。また、各地域の大型連休が結果的に春や秋の行楽シーズンに集中してしまう恐れもあり、実現までには曲折も予想されそうだ。

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