比たばこ大手と買収協議 JT、1千億円規模

 日本たばこ産業(JT)がフィリピンのたばこ大手マイティー・コーポレーションと買収交渉に入っていることが13日、分かった。マイティーは当局から脱税事件に絡み訴追を受けており、JTから得た資金で経営再建を進める。現地紙などによると、買収額は1千億円程度とみられる。

 JTはアジアやアフリカなど新興国での事業展開を急いでいる。経済成長を続けるフィリピンでの事業買収は大きな魅力だ。

 フィリピン財務省が12日開示した資料によると、マイティーは事業資産をJTの海外統括子会社に売却することなどで未納分の税金を納付する計画を示した。今月20日までにJTと覚書を結ぶと説明している。

 JTは「製造や流通関連の資産で買収交渉しているのは事実」としている。

 マイティーは低価格たばこの大手で、フィリピンではシェア2位。現地では米フィリップ・モリスが圧倒的なシェアを持っており、JTは市場を攻めあぐねていた。

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