サンマ漁獲枠 合意できず 北太平洋漁業委が閉幕 中韓露が反対

 8カ国・地域が参加し札幌市で開かれていた北太平洋漁業委員会(NPFC)の会合が15日、閉幕した。サンマの乱獲防止を狙って日本が初めて提案した国・地域別漁獲枠の新設は合意できなかった。サンマの遠洋漁業国・地域が漁船許可数の増加を禁止することでは一致した。水産庁によると、サンマ漁獲枠の設定には中国、韓国、ロシアが反対した。漁獲枠は来年の会合に向け協議を継続する。

 今回の会合は3日間にわたり、違法操業の取り締まり強化も確認したが、乱獲を防ぐ実効性の高い枠組みづくりに大きな進展は見られなかった。

 日本の提案は北太平洋の年間漁獲上限を56万4千トンとし、主な国・地域では日本に24万2千トン、台湾に19万1千トン、中国に4万7千トンをそれぞれ割り当てる内容だった。漁船数に関する従来合意は急激な増加を避けるとの内容にとどまっており、日本がより強い規制を主張していた。

 

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