ビットコイン分裂 ビットコインキャッシュが誕生 市場への浸透は不透明

 インターネット上の仮想通貨「ビットコイン(BTC)」が1日分裂し、新たな通貨「ビットコインキャッシュ(BCC)」が誕生した。BTCは取引増でシステムが限界に近づき、中国の事業者らが新規格の通貨立ち上げを表明していた。今後、BCCはBTCと併存することになるが、どこまで市場に浸透するかは見通せない。

 BCCは、分裂直前のBTCの取引記録を基に、BTCと同じ枚数が発行される。

 取引所によってルールは異なるが、BTCの保有者は原則として同じ枚数のBCCがもらえる。ただ、価格は市場の需給で決まるため、「取引状況次第では、価値が落ちる可能性もある」(業界関係者)。

 国内取引所は混乱回避のため、BTCの入金など一部サービスを1日に停止。再開日時は各取引所が判断する。

 BTCは取引の急増でシステムが限界に近づき、処理能力の改善をめぐり開発者と一部事業者が対立。7月下旬には両者の主張を取り入れた規格変更が行われた。だが、納得しない中国の事業者らを中心にBCCを導入する動きがくすぶっていた。

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