トヨタ・マツダ提携会見(1)豊田社長「私たちの前にはグーグルやアップルがいる」

 トヨタ自動車とマツダは4日、資本業務提携で合意したと発表した。両社は電気自動車(EV)の共同開発や米国の合弁工場設立に加え、トヨタがマツダ株の5・05%を第3者増資で引き受けるなど相互に出資して長期的な関係強化を目指す。トヨタの豊田章男社長とマツダの小飼雅道社長は同日、東京都内で記者会見し、提携の経緯や狙いを説明した。

 《午後7時1分、定刻から少し遅れて豊田社長、小飼社長が会見場に入る。報道陣のフラッシュが盛んにたかれる。司会の進行説明後、冒頭挨拶として両社長が交互に話し始める》

 豊田社長「本日、トヨタとマツダは業務資本提携に関する合意書を締結した」

 小飼社長「合意書はクルマの新しい価値創造と持続的成長を可能にする態勢を整えるものです。米国での生産合弁会社の設立、EVの共同技術開発などでの業務提携を具現化することに加え、資本提携に合意したものです」

 豊田社長「2年前の5月に業務提携の検討開始を発表した。その時に『走らせて退屈なクルマなんて絶対に作らない。マツダのこうした考え方に共感している。わたしたちの目指すもっと言いクルマづくりを実践している会社だ』と申し上げた。いまその思いをさらに強くしてこの場に臨んでいる」

 小飼社長「トヨタは自動車業界が抱えるさまざまな課題に対して果敢に挑戦し、リーダーシップを発揮してきた。リーダー企業でありながらも、もっといいクルマをつくろうと先頭に立ち課題に挑戦している姿勢にわたしは強く胸を打たれている。胸襟を開いて多くを学び、刺激しあえる状態であることを確信し、いまこの場に立っている」

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