投資家の「恐怖指数」、昨年の米大統領選後では最悪に NY株急落、204ドル安 米、北朝鮮の衝突警戒

 10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米国と北朝鮮の関係緊迫化による軍事衝突への警戒感から急落し、前日比204・69ドル安の2万1844・01ドルで取引を終えた。下げ幅は5月17日以来、約3カ月ぶりの大きさ。投資家は株式から相対的に安全な資産とされる通貨の円や金、米国債に資金を避難させる動きを強めた。

 トランプ米大統領は10日、北朝鮮が発表した米領グアム沖への新型中距離弾道ミサイル発射計画に関し、記者団の質問に答える形で対抗措置を警告した。これを受けて米朝の緊張激化への懸念からダウ平均は下げ幅を広げた。

 ダウ平均構成銘柄では、IT関連のアップルやマイクロソフトが大幅に下落。米長期金利の低下で、収益環境の悪化が意識されたゴールドマン・サックスなど金融株も売られた。投資家の不安心理の大きさを示すとされる「恐怖指数(VIX)」は昨年の米大統領選後では最も高くなった。(共同)

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