「玩具業界の巨人」トイザラス、経営苦境に アマゾン攻勢で業績悪化

 米玩具販売大手トイザラスは業績低迷が続き、苦境に陥っている。米メディアが、資金繰り難により経営破綻の恐れがあると報じた。米アマゾン・コムなどのインターネット通販への顧客流出で米小売業界は店舗閉鎖が相次いでおり、「玩具業界の巨人」も年末商戦を前に正念場を迎えている。

 トイザラスの2017年1月期決算は純損益が4年連続の赤字に陥り、来年に返済期限を迎える4億ドル(約430億円)の借金返済が焦点。支援を受けるため法律事務所と契約し、破産法手続きも選択肢の一つとして検討していると報じられた。

 広報担当者は共同通信の取材に対して「来年満期を迎える債務に対応するため、追加融資を含めて代替案を検討している」とコメント。今月26日の決算発表の際に、資金繰りの取り組み状況を説明するとしている。トイザラスは「専門分野に特化し、割引価格で商品を提供する」という現行コンセプトの店舗を1957年から積極的に展開した。日本では「日本トイザらス」が89年に設立された。(共同)

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