神戸空港、セレブ誘致作戦 ビジネスジェットに商機 発着枠の制限外

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートなどが来年4月から神戸空港も運営することが決まり、関西の3空港一体運営がスタートする。ただ、神戸空港には1日当たりの発着枠30往復という制限があり、定期便の誘致による事業拡大は難しい状況。このため関西エアは、制限の対象外となっているビジネス航空に注目している。(藤原直樹)

 7月6日、1機のビジネス機が神戸空港に着陸した。搭乗していたのはサッカーJ1・ヴィッセル神戸に今夏加入した元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ選手。約800人のファンから熱烈な歓迎を受けた。

 6月までトルコのリーグでプレーしていたポドルスキ選手は神戸と推定年俸6億円の複数年契約を結んだ。ドイツ代表では通算130試合に出場して49得点。W杯にはドイツが優勝した2014年のブラジル大会まで3大会連続で出場した実績を持つ。

 ポドルスキ選手は旅客便で関空に到着後、ビジネス機で神戸空港まで移動した。今回、近距離の移動だったためプロペラ機を使ったが、企業トップや有名人はジェットエンジンを搭載したビジネスジェットを使うことも多い。

 機体の需要は伸びており、ホンダの小型ビジネスジェット「ホンダジェット」の平成29年上期(1~6月)の出荷数量は前年同期比約2・7倍の24機となった。同社は30年度末までに現在の月産4機から7機程度にまで増やす方針だ。

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