移動時間を「仮想空間」に 旅行業界に広がるVRサービス

 政府は平成32年に訪日客数4千万人の目標を掲げるが、目標達成にはビザ緩和や航空路線の拡充が進んだ中国やアジア地域以外からの誘客が不可欠。VRで娯楽が充実すれば長時間移動が必要な欧米客需要の喚起にもつながる。

 阪急交通社と日航の実験に参画したVRベンチャーのVRize(ブイアライズ、東京都港区)の中村拓哉最高執行責任者(COO)は「京都の紅葉など風光明(めい)媚(び)な日本各地の魅力をシーズンオフでも見せられれば、訪日客のリピーター獲得にもつながる。ツアー価格の上積みも可能だ」とVR活用の効果を指摘している。(臼井慎太郎)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ