生鮮食品宅配バトル過熱 セブン&アイ、「ロハコ」サイト通じ通販 成長市場でアマゾン対抗

 生鮮食品の宅配市場に大手流通企業の参入が相次ぎ、競争が激化している。セブン&アイ・ホールディングスは28日にアスクルと組んでサービスを開始。アマゾンジャパンはすでに4月に参入している。インターネットで食品を購入する家庭の増加が見込まれる中、食品宅配で先行してきた生活協同組合やオイシックスドット大地なども巻き込んだ顧客争奪戦が過熱しそうだ。

 セブン&アイが始めた「IYフレッシュ」はアスクルの個人向けネット通販「ロハコ」のサイトから生鮮食品など5千点が買える。サービスを運営するイトーヨーカ堂の大木宏氏は27日、「新たな買い物体験を創出したい」と力を込めた。

 ターゲットは働く30~40代女性で、サイトに料理動画を載せ、連動して必要な食材を買えるようにする。また、「ミールキット」と呼ばれる、一つのおかずに必要なカット済み野菜や計量済みの調味料が入ったセットも扱う。

 矢野経済研究所によれば、平成29年度の食品通販の市場規模は約3兆6千億円の見通しで、24年度に比べ3割拡大する。買い物に出かけなくても済むほか、家事の時短にもつながるとして、共働き世帯を中心に需要が伸びている。

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