酒安売り規制強化から半年…ビール離れ進む 今年の出荷は13年連続減の公算

 酒税法の改正で酒の安売り規制が強化されて12月で半年となる中、ビール類の値上がりを受け、スーパーや居酒屋などで販売減少が続いている。アサヒビールが7日発表した11月のビール類の販売数量は前年同月比3%減。割安な酎ハイなどに顧客が流れる“ビール離れ”に拍車がかかっており、ビール大手5社の平成29年の課税出荷数量は、13年連続でマイナスとなる公算が大きい。

 「6月の酒の安売り規制強化で、ビール市場全体が冷え込んだ」

 7日に11月の販売数量を発表したサッポロビールの高島英也社長は業界の現状をこう説明する。サッポロの販売は第3のビールの新商品が寄与して5.5%増だったが、1~11月累計では1.6%減だ。

 業界全体の1~11月累計の販売も「2~3%減少した」(大手ビール幹部)もよう。来年1月に明らかになる業界全体の29年の課税出荷数量は13年連続の前年割れの見込みで、過去最低更新が確実視されている。

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