スバル株急落! 燃費データ「改竄」を調査へ

 SUBARU(スバル)は20日、自動車の生産で燃費データの改竄が行われていた可能性があると発表した。現時点で事実かどうかは確認されていないが、社内から指摘があった。同社は外部専門家を交え事実関係を調査すると発表。この疑惑が伝わり同社の株価は一時8・5%安をつけるなど急落した。

 スバルによると、新車の無資格検査問題の原因究明のために法律事務所が完成検査員から聞き取り調査をしたところ、燃費データ改竄に関する発言があったという。完成検査では車両を抜き取り燃費を測定する。一部車種の量産を始めてから一定期間、データ書き換えが行われた可能性がある。

 同社は「外部専門家を交え、事実関係について徹底した調査に着手する」としている。ただ、調査にかかる期間のめどは立っていない。

 スバルの株価は20日、前日比264円安の3478円と7・1%下落して終え、今年の最安値を更新。無資格検査が明らかになった10月27日は2・6%安で、今回の疑惑に対する株式市場の懸念は大きい。

 自動車業界では昨年、燃費不正問題が相次いだ。三菱自動車は燃費を実際より良く見せるため過去10年にわたってデータ改竄などをしていたことが判明。経営危機に陥り、日産自動車の出資を受け入れた経緯がある。スズキも法令と異なる測定方法を採用していた。改竄が事実だと認定されれば、スバルのダメージは深刻になりそうだ。

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