未知の分野開拓 原発事故機に廃炉ロボットの可能性追求 福島・広野町のエイブル

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 ■佐藤順(ゆき)英(ひで)社長に聞く

 --やはり、震災は大きな転機になった

 「価値観が変わった。震災以降、やっていることがすべて、「人間愛」につながると強く意識するようになった。ロボットというと、冷たく機械的に感じるが、ソフトもハードも必要で、まさに「ヒューマンウエア」だと思っている。愛のある生き方を通し、多くの人に勇気を与えられる会社にしたい。信念があればできる、と思っている」

 --復興には、どんな思いで取り組んでいるのか

 「インフラだけでなく、人の心の復興も大切。人それぞれ思いはあるが、過去は戻らない。こういうときこそ、若者も年配者も、みんな希望を持って、新しい時代に向かって進み、成果を出していくことが必要だと感じている」

 --そのためには何が必要か

 「国が国民に何をするか、ではない。国民一人一人が国のために何ができるか、という考え方が大切。今こそ、被災地から何ができるか、できることをやれば、復興に貢献できる。日本の会社の99%は中小企業。みんなこの思いでがんばれば、日本も世界も、もっとよくなるはずだ」

 --現在、本社機能を福島県大熊町から、広野町の事務所に移している

 「一時はいわき市に移し、平成24年に広野事務所へ本社機能を置いた。いずれは大熊町の本社に戻る。それまで、“エイブル丸”は希望を持って航海を続ける。その先には、きっといい世界が待っている」

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 【エイブル】現在の本社機能は、広野事務所(福島県広野町上北迫岩沢1-9、(電)0240・25・8996)に置く。プラントの保守・点検、ロボット設計・開発・製造、発電事業などを手掛ける。平成4年4月創業、従業員200人。HPは、http://www.ablfukushima.co.jp

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