ビットコイン価格急落、一時1万3000ドル割れ 韓国の規制強化観測が影響

 インターネット上の仮想通貨「ビットコイン(BTC)」の価格が下落している。今月中旬に韓国政府が仮想通貨取引の規制を強化するとの観測が広がり、約1週間前の1BTC=1万7000ドル程度から一時1万3000ドル割れまで落ち込んだ。一方、日本では麻生太郎財務相が「何もかも規制すればいいというものではない」との見方を示して価格が持ち直す動きも見られ、不安定な値動きが続く。

 情報サイト「コインデスク」によると、BTC価格は11日、一時1BTC=1万2800ドル台を付けた。6日には1万7211ドルと年初来高値を更新したが、数日で大きく落ち込んだ。

 価格下落は11日に韓国の朴相基法相が仮想通貨取引所での取引を禁じる法案を準備していると明らかにしたため。韓国では若者を中心に仮想通貨取引が盛んで、発言を受けて市場が動揺。大統領府はすぐに正式決定ではないと説明したが、不安は依然くすぶる。

 中国でBTCの取引データを記録した報酬としてコインを得る「採掘」が規制されるとの情報もあり、売りが進んだ可能性もある。

 一方、日本では12日に麻生氏が「利用者保護とイノベーションのバランスを注意しながらやっていかないといけない」と状況を見守る姿勢を示し、一部にBTCを買い戻す動きもある。

 BTCは足元では1万3000ドル程度で推移。昨年12月中旬には過去最高となる1万9783ドルを付けたものの、それ以降は弱含みで、不安定な動きが目立つ。

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