「蛍の光♪」と〝うるさい虫の羽音〟で帰宅へGO!オフィス巡回ドローンがカメラで見ている

【経済インサイド】

 ブーン。小型無人機「ドローン」のモーターとプロペラの音が響き渡るオフィス。飛び回るドローンからは「蛍の光」が流れ、社員たちは仕事の手を止めて次々と帰宅の途につく-。NTT東日本などは平成29年12月7日、こんな使い方を想定した屋内飛行ドローンのサービスを発表した。社員健康管理サービス「Tフレンド」といい、これまでは人間による声かけなどに頼っていた残業抑制を機械に委ねるサービスだ。ドローンが屋内を飛び回る様子にインターネット上では牧羊犬に例える意見も出ているが、「働き方改革」を目指す企業からはすでに熱い視線が注がれている。

 「残業に悩み、困っている企業の働き方改革に向けて、残業抑制に対するツールを探している企業にこのサービスを提供していきたい」

 同日、NTT東やドローンの研究開発を手がけるブルーイノベーションとともに新サービスを発表した、総合ビルメンテナンス、大成(東京都新宿区)の加藤憲博専務はこう胸を張った。

 ドローンは重さ約1.3キロ、幅約45センチ。通常、屋外で飛ばすドローンは衛星利用測位システム(GPS)で位置情報を把握するが、今回はGPSが使えない屋内でも、フロアに設置した発信機とドローンに搭載した受信機が電波を通じて、ドローン自身が自分の位置を把握。姿勢の安定制御もでき、屋内でも安全に飛ぶことができるという。

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