起業家予備軍の“甲子園”「高校生ビジネスプラン・グランプリ」活況のワケ

 市川高校は本番に臨むに当たり、冬休みの期間中、学校のプロジェクターが使える教室で、集中的にプレゼンテーションを練習。本川梨英先生や木曽千尋先生といった担当教諭だけではなく、他の教師らの指摘を踏まえブラッシュアップし、それが結実した。すべての審査員が高い評価を与えたという。

 応募メンバーは2年の余田大輝君、加藤泰成君、島田恵佑君、尾崎草太君。余田君は「将来的に起業して社会に影響を与えたいと、中学のときから思っていた。今回のプランに基づき、しかるべきタイミングを見計らいながら起業したい」と意欲を見せていた。

 記者は第1回から最終審査会をすべて見ている。プレゼンテーションの質がぐんと上昇した、と実感したのが昨年の大会。今回はさらに上回り、各チームのレベルも安定していた。「こうした発表をすれば入賞できる」といった成功事例が広まっていることが、要因のひとつといえよう。

 その半面、ちょっと冷や冷やさせたり、とんがった雰囲気をまとった発表者が少なくなっているのも事実。あざといパフォーマンスは嫌だが、ユニークなキャラクターにも再び登場してもらいたい。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ