トランプ米大統領「強いドル望む」 財務長官の“ドル安容認”発言を軌道修正

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は25日、米CNBCテレビのインタビューで、外国為替相場での米ドルの値動きに関連して、「最終的には強いドルを望んでいる」と述べた。金融市場で、ドル安を容認したと受け止められた前日のムニューシン財務長官の発言をめぐり、軌道修正に動いたものとみられる。

 トランプ氏はインタビューで、ムニューシン氏の発言が「本来の文脈から切り取られて伝えられた」と指摘した。ムニューシン氏は24日、「貿易に関していえば弱いドルは米国にとってよい」と発言していた。

 またトランプ氏は「米国の経済は力強さを増している。ドルはますます強くなっていく」と言及。景気改善を踏まえたドル相場が続くとの認識を示し、「強いドル」が経済に寄与するとの米国の伝統的な考え方に変わりがないことを示唆した。

 25日のニューヨーク外国為替市場では、トランプ氏の発言を受け、円相場が1ドル=108円半ばから、109円後半に急落した。

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