トランプ氏「自由貿易」強調、保護主義影を潜める ダボス会議閉幕 

 【ワシントン=塩原永久】スイスで開かれていた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)は26日、4日間の日程を終えて閉幕した。最終日を飾ったトランプ米大統領の演説は「自由貿易を支持する」立場を強調し、グローバリズムに背を向ける保護主義的な「米国第一」政策は影を潜めた。

 「米国第一とは『孤立した米国』を意味しない」

 各国の政府関係者や投資家らが詰めかけた演説で、トランプ氏はそう述べ、国際的なルールや秩序の強化に米国が積極的に関与する姿勢を示した。開会前は、トランプ氏が、グローバリズムの象徴として敵視してきたダボス会議にあえて参加し、強硬な主張を述べるとの予想もあった。

 だがトランプ氏は、法人税率の大幅な引き下げを実現したことに触れ、「米国が成長すれば世界が成長する」と指摘。海外企業の誘致や対米投資の拡大を訴えるなど、「米国を売り込むセールスマン」(米メディア)に徹した。

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