自動車労組が要求書を提出 ベア月額3千円

 春闘相場をリードする自動車大手の労働組合は14日、経営側に要求書を提出した。加盟する自動車総連からは、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分として月額3千円以上を要求するよう促されている。各社の業績は好調だが、次世代技術の開発に巨額の費用がかかる台所事情を抱えており、経営側がどこまで賃上げに応じるかが焦点だ。

 鉄鋼、造船大手の労組は9日に要求書を提出しており、電機大手の労組も15日までに提出する。回答が集中する3月14日に向けて交渉が続く。

 自動車大手では、米国の減税政策などを背景に平成29年4~12月期の連結最終利益が過去最高となる企業が相次いだ。ただ、自動運転や電気自動車(EV)の開発競争は激しさを増している。安倍晋三政権は経済界に3%の賃上げを求めているが、各社の経営側は慎重に判断する見通しだ。

 自動車大手の労組は前回29年の春闘では月額3千円を要求した。

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