トルコ経済相、日本とのEPAに意欲「開放的で広範なものに」

 来日したトルコのゼイベクジ経済相が13日までに、東京都内で産経新聞のインタビューに応じ、今秋までの交渉妥結を目指す日本との経済連携協定(EPA)について、「開放的で、全ての分野を対象にしたものにしたい」と強い意欲を示した。10月に予定される日本トルコ合同経済委員会までに交渉をまとめたいとした。

 ゼイベクジ氏は、日トルコEPAは工業や農産物、サービス業、公共分野、電子商取引などを含む広範なものになるべきだと強調。日本が昨年12月に欧州連合(EU)と妥結したEPAよりも「ハイレベルなものを目指す」と語った。

 一方、日本からトルコへの投資については「過去10年で26億ドル(約2780億円)程度にとどまっており、十分ではない」と指摘。トルコの成長率は経済協力開発機構(OECD)加盟国で最も高い水準にあるとして、日本側の積極進出を促した。

 ここ数年、少数民族クルド人の武装組織によるテロが相次ぐなど治安が流動化していることについては、「(クルド勢力が拠点を持つ)シリア北部での軍事作戦などテロ対策が成果を上げている」と述べ、懸念払拭に努めた。

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