世界ではすっかりおなじみ「ロボット芝刈り機」 ホンダが欧州市場に参入、国内もターゲットに

 また、芝刈機の命ともいえる刃も変更した。刃を変更したのは、12年発売モデルは芝が刈れないことがあったため。歩行式エンジン芝刈機と同じような刃を採用したが、刃が小さく騒音低減のため回転数を抑えたところ、芝の種類によっては刈れなかった。そこで、刃先を指で触れると切れてしまうほど鋭いモノに変更した。

 16年のモデルチェンジは、法規制への対応を目的に実施。例えば、刃が何かにぶつかってかけらが飛ばないよう、割れにくくするなどした。

日本では草刈りのニーズが見込める

 そして2017年に、日本と米国でもMiimoを投入した。欧州での発売から5年後に発売となったが、商品企画を担当するホンダの田淵陽之さん(パワープロダクツ事業本部事業企画部事業企画課 主任)は「ロボット芝刈機を先行販売した欧州で経験を積み、技術を醸成した上で、ホンダが生まれた日本でも投入することは、もともと視野に入れていました」と話す。

Miimo本体の裏側に360度回転するブレードディスクを設け、3枚の刃で芝を刈る。刃先はカミソリ並に鋭い上に、欠損しにくい

Miimo本体の裏側に360度回転するブレードディスクを設け、3枚の刃で芝を刈る。刃先はカミソリ並に鋭い上に、欠損しにくい

 ただ、芝が身近な欧州と違い、日本では身近とはいえない。その違いは販売ターゲットに表れ、欧州では一般家庭であったが日本では施設や事業主になった。

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