SUV人気が衰えない3つの理由 ライバル不在の競争で品質向上

ボルボも都市型コンパクトSUVを発売(XC40)

ボルボも都市型コンパクトSUVを発売(XC40)

 ライバルが不在である

 「SUVが人気でよく売れる」ことによって、「何かがあまり売れなくなる」という状況も見てとれます。日本でいえば、それがセダンと言えるでしょう。クルマのうしろに独立したトランクを備えるセダン。クルマの基本形で、最もフォーマルな印象を与えてくれるクルマです。

 かつて、日本の自動車市場で、最もたくさん売れたクルマはセダンの「カローラ」でした。ところが2000年代に入ると、販売ランキングトップの座からセダンの「カローラ」は転げ落ちます。そして、セダンの売り上げは、トヨタに限らず、どのメーカーも徐々に悪化。売れないために絶版になるセダンが続出します。

 気づけば、いつの間にか日本国内で販売されるセダンは激減していました。また、コンパクトではないミドル・サイズ以上のハッチバックの人気も低迷します。さらにステーションワゴンやスポーティタイプのクーペも、あまり売れません。売れているのは、コンパクトカーかミニバンか、それとも「プリウス」といった限られたクルマたち。

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