じり貧…韓国自動車産業が崖っぷち 「ビジネスモデル」崩壊の危機

 【ビジネス解読】

 韓国メディアの間で「自動車産業崖っぷち説」が騒がしい。直近の韓国国内の自動車生産台数がメキシコに逆転されたうえ、業界を牽引(けんいん)してきた現代(ヒュンダイ)自動車の勢いはじり貧だ。国内における圧倒的なシェアを背景にした現代自のビジネスモデルが、国内外の経済環境の急変により崩壊の危機にさらされているからだ。

 東亜日報は3月13日の配信記事で、「韓国自動車産業に赤信号がともった」と切り出し、1~2月の韓国内自動車生産台数が前年同期比5.5%減の59万9346台となり、前年世界7位のメキシコを約3万3000台下回ったと報じた。韓国は自動車生産台数上位10カ国の中で唯一、2016、17年の2年連続で前年実績を下回っている。一時は中国、米国、日本、ドイツに続く世界5位まで上り詰めた韓国だが、16年にインドに追い越され、このままではメキシコに競り負けて7位に転落する可能性がでてきた。

 韓国自動車産業協会幹部は「慢性的な高コスト、低効率構造を改善しなければ、主要自動車生産国の中で韓国だけが唯一墜落しかねない」と憂慮する。

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