スマホ市場シェア「0%台」に急低下 韓国サムスン、中国で風前のともしび…

釈放されたサムスン副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)氏=2月5日、ソウル市

釈放されたサムスン副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)氏=2月5日、ソウル市

 サムスンでは、事実上率いる李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の表舞台への復帰が秒読み段階に入る。

 李副会長は韓国前大統領への贈賄の容疑で17年2月に逮捕されて一線を退いていたが、今年2月の二審判決で釈放。求心力は健在で株主総会でも責任を問う声が出なかったという。

 復帰次第、不在で動きが停滞した成長戦略の再構築を目指すことを踏まえると、“お荷物”の中国スマホ事業を切り捨てる可能性も否めない。(経済本部 佐藤克史)

 サムスングループ

 1938年に故李秉詰(イ・ビョンチョル)氏が創業した三星商会を原点とする韓国最大の企業グループで、李氏の三男、李健煕(イ・ゴンヒ)氏がグループの規模や事業を拡大。グループ全体の売上高は韓国の国内総生産(GDP)の約2割を占め、プロ野球の球団も経営する。中核のサムスン電子は69年設立の総合電機・電子部品メーカー。2016年には、韓国や米国などで売り出したスマートフォン「ギャラクシーノート7」の発火トラブルが続出し、生産・販売を停止したほか、米国で販売した洗濯機が異常な振動を起こして上部のふたが外れる恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)に追い込まれた。

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