EUからの輸入車に20%関税 トランプ氏、ツイッターで表明

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は22日、ツイッターへの投稿で、欧州連合(EU)が米国からの輸入品に課している関税を批判し、「(EUから)米国に輸入されるすべての自動車に20%の関税をかける」と表明した。

 米商務省は既に、関税適用を視野に輸入車の調査に乗り出している。国際的な調達網が発達した自動車・部品への関税措置が具体化すれば、日本メーカーの戦略にも大きな影響が出る恐れがある。

 トランプ氏はツイッターで「EUが長い間、米国に関税や貿易障壁を課してきた」と指摘。そうした貿易障壁が「すぐに取り除かれない限り」、EU域内からの輸入車に20%関税を課すとし「米国で自動車を製造しよう」と強調した。

 EUが海外からの輸入車に課す関税を念頭に、トランプ氏はこれまで「不公正だ」などとEUを厳しく批判してきた。

 ロス米商務長官は20日の議会証言で、輸入車の調査について「初期段階」だとして、関税適用は「決めていない」と述べたが、「トランプ氏は11月の中間選挙までに関税適用を決断する」(米通商関係者)との観測が出ている。

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