川崎重工株主総会 新幹線台車亀裂問題で社長が謝罪

 川崎重工業は27日、神戸市内で定時株主総会を開いた。運行中の新幹線の台車に破断寸前の亀裂が見つかった問題で、製造元の同社が鋼材を削りすぎ、強度が不足していたことについて、金花(かねはな)芳則(よしのり)社長は「多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 金花社長は「二度とこのような事態を招かないよう低下した信頼の回復に努める。国土交通省の調査に真摯(しんし)に対応する」と説明。再発防止のため、4月に外部の専門家を招いた全社品質管理委員会を設け、原因究明中であることを報告した。

 出席した株主からは新幹線台車亀裂問題に関し、「現場に責任を押しつけているのではないか」「利益を重視するあまり、製造現場での意思疎通や協力体制がおろそかになったのではないか」などと批判の声があがった。

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