スバル、品質向上に1500億円投入 中期ビジョン

 業績目標は30~32年度の3カ年の合計で売上高10兆円、営業利益9500億円を掲げたが、29年度までの3カ年と比べると、売上高は微増、営業利益は4千億円程度減る計算。同社関係者は「利益を追わず、品質を重視するという姿勢の表れだ」と打ち明ける。

 一方で、主力の米国販売は37年度に、現在より3割近く多い85万台を販売する目標を掲げた。収益性の高い米国事業が、29年度で11%と同業大手の中でも高い営業利益率の源泉だからだ。それだけに、トランプ米政権が検討する関税引き上げについて中村氏は、「非常に大きな問題で、対応は簡単ではない」と、強い危機感を示した。(高橋寛次)

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