「GDPって何?」(上) どうやって計算しているのだろう

 【ビジネス解読】

 日本経済についてのニュースで、国内総生産(GDP)の成長率は大きな話題となる。GDPは辞書的な意味合いでは、「一定期間内に国内で生み出された付加価値の総額」。日本のGDPが大きくなるということは、日本の企業や個人が多くの価値を生み出したということだろう。でもちょっと待て。日本国内で一定期間に生み出された付加価値なんて、どうやって計算しているのか。よく分からないので詳しい人に尋ねてみた。

 《GDPを計算しているのは内閣府。四半期(3カ月)ごとに速報値や改定値を発表している。その内閣府でGDP計算の中心を担っているのが経済社会総合研究所で、GDPについて教えてくれたのは国民経済計算部国民支出課の高山直樹課長補佐だ。ちなみに高山さんはキャリア官僚としても珍しい経済学の博士号をもっているそうだ》

 --GDPは「一定期間に国内で生み出された付加価値の合計」ということらしいんですが、どうやって計算しているんですか

 「政府は一定期間ごとに沢山の経済統計をとっています。そのさまざまな統計のデータから、個人や企業が一定期間内に何にどれだけお金を使ったかを調べて、四半期ごとのGDPを算出しています」

 --お金を使った額が生み出された付加価値ということになるんですか

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