建設現場の熱中症防げ! 長谷工などがIoTで体調管理

 猛暑の襲来で、建設現場の作業環境は例年以上に厳しさが増している。こうした中、モノのインターネット(IoT)を活用した作業員の体調管理など新たな「熱中症対策」を取り入れる動きが建設会社の間で広がっている。業界団体の日本建設業連合会(日建連)は30日までに熱中症対策の徹底を会員会社に申し入れた。(伊藤俊祐)

 長谷工コーポレーションは作業員の負担軽減を支援するシステム「スマートフィット for work」を試験導入した。

 システムは繊維メーカーのクラボウが開発したもので、シャツに取り付けたセンサーを通じ、利用者の心拍や温度などの生体情報と、現場の気象情報などを独自のアルゴリズム(計算式)を活用して解析・評価。作業リスクや体調変化に関わる情報を本人と管理者へ瞬時に通知する仕組みだ。

 炎天下での工事作業に従事する鉄筋工と型枠工を中心に、全国7作業所で働く約100人に適用し、7~11月の5カ月間にわたって検証する。取得データはクラボウと共有し、システムのさらなる精度向上に反映させ、本格導入を検討していく。

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