過労死・過労自殺の防止に尽力、森岡孝二・関西大名誉教授が死去

 過労死・過労自殺の防止に尽力し、弁護士らでつくる「大阪過労死問題連絡会」の会長を務めてきた森岡孝二・関西大名誉教授(74)が1日、心不全のため死去していたことが関係者への取材で分かった。葬儀・告別式は近親者のみで行う。

 大分県出身。専門は企業社会論。平成26年まで関西大経済学部教授を務めた。専門的な経済理論から身近な労働・雇用問題まで幅広い研究活動を行った。著書に『雇用身分社会』『働きすぎの時代』(いずれも岩波新書)など。

 過労死問題に向き合う弁護士や遺族の信頼が厚く、26年に議員立法で成立した過労死等防止対策推進法の制定を求める署名活動にも精力的に取り組んだ。同法に基づき厚生労働省が設置した過労死等防止対策推進協議会の専門家委員を務め、過労死防止学会の設立にも尽力した。

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