「ほかに代わりがない」 地震被災地でも大阪は韓国人の旅行先1位

 6月18日の大阪北部地震後、大阪を訪れる訪日外国人への影響が懸念された。直後の数日間、近年急激に増加した韓国人の宿泊キャンセルが相次ぎ、韓国の大手旅行会社の集計でも6月は日本全体の旅行者は約1割、大阪方面は3割程度、減ったという。そんな中、韓国で大阪が、今年上半期の人気海外旅行先として1位、今夏の旅行先としても1位と報道された。一時は地震でキャンセルが相次いだ韓国の別の大手旅行会社では「すでに回復した」と分析。大阪・ミナミ(大阪市中央区)は、訪日外国人で沸騰するようなにぎわいを見せている。過去3年で2倍以上に伸びた大阪を訪れる韓国人旅行者は今年も増え続けるのだろうか。(張英壽)

 韓国では大衆化「夏休みには回復」

 最大で震度6弱を観測した大阪北部地震から8日が経過した6月26日、大阪観光局の溝畑宏局長は定例記者会見で、外国人が多く利用する大阪市内の大規模ホテル12カ所のキャンセル状況を明らかにした。

 対象となったのは客室数200室以上の大規模ホテル12カ所で、地震発生日の6月18日からの1週間、20%から10%近くの客室がキャンセルされていた。内訳をみると、18日20・8%、19日21・5%、20日16・6%、21日13・9%、22日14・1%、23日9・5%、24日9・1%だった。大阪観光局によると、韓国人のキャンセルが圧倒的に多かったといい、「韓国は大規模地震が少なく、敏感になっていたのではないか」と推測した。

 大阪観光局の担当者は「地震の後、交通機関も復旧し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)や大阪城、道頓堀などは人出が回復してきた」とし、「夏休みシーズンの7、8月は通常に戻るだろう」と望みをかけた。

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