猛暑で商戦に激変 熱さまシート、流しそうめん器、小型扇風機売り上げ増

 今夏の記録的猛暑の影響で、エアコンや飲料などの販売が大幅に増え、メーカー各社は製造ラインをフル稼働するなど増産に追われている。その一方、冷菓では、生産が追いつかず販売を中止するケースも出るなど、さまざまな影響が出ている。

 「ここまで猛暑が続くとは予想しづらく、想定を超える販売があった」。森永製菓の広報担当者はうらめしそうに嘆いた。かち割り氷が入った冷菓「アイスボックス〈グレープフルーツ〉」は、急な需要増に生産が間に合わず8月から販売を停止。再開は9月中旬の見通しという。

 ただし、冷菓はおおむね好調だ。赤城乳業(埼玉県)の人気商品「ガリガリ君」は7月の売り上げが前年同月比15%増。他の商品も、猛暑が続いた日には「全体で出荷量が3~4割伸びたことがある」(広報)という。

 家電量販店のヨドバシカメラマルチメディア梅田(大阪市北区)では、エアコンの販売が7月中旬から下旬にかけて前年より2割増えた。ダイキン工業では7~9月のエアコン生産台数が前年同期比1割増を見込み、家庭用エアコンを作る滋賀製作所は7月まで休日返上でラインを稼働。パナソニックも7月の扇風機の販売台数は計画を2割上回った。

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